一回折れた人

人生設計失敗した人

なれる!SE15 疾風怒濤?社内競合を読んで

ネタバレを含みます!

今までと全く違った感想

今までなれる!SEシリーズを読んだ感想としては、SEってブラックだけど何かいいな。 やる気が出るな。という感想でした。 ですがこの巻に関してはSE(プログラマ含む)って何かを犠牲にしないと尖った存在、シペシャリストには慣れないんだなと痛感しました。 この感覚は即退職した会社でも味わった感覚で、プログラマーはプログラムが好きじゃ無いと生業に出来ないと感じた感覚と一緒です。

この巻のテーマは社内競合ですが、巻の中に散りばめらたエンジニアとしての誇りを垣間見て、自分の適正や適職について考えさせられました。 考えさせられたというよりも昔思ったことがあるので、思い出しました。 正直僕が入った会社がプログラムLOVEの人が多かっただけで、騙し騙しやればプログラムが好きじゃなくても続けられる環境は幾らでもあると思います。 ただやっぱり好きな人に比べると、差が出てくるんだと思います。

この巻では桜坂の上司の室見がモロにスペシャリストを出しています。 そんな中、桜坂はSE以外の選択肢を提示されて揺れます。 桜坂の気持ちが凄く分かる、前の会社とか勉強会などの環境に行くと、どうやったらその領域に辿りつけるのか未知でした。 その感覚を感じ続けた結果、勝てない部分では勝負せずに違う領域に手を出して、結果中途半端な知識と技術力になりました。 一点突破型のエンジニアに憧れつつも自分はそう慣れないと、常に劣等感を抱いて仕事をするのは辛いです。

それならば一度全部放り投げて、新しいことをしたいと思って偉業種に転職しました。 ですが、やっぱりITに戻りたいとも思います・・・。 結局宙ぶらりんな気持ちをひきづって日々過ごして逝くしかないのかな。

プログラムが好きな人が恨めしいです。 余暇をプログラミングだけで過ごしても満足な脳に改造して欲しいです。 そんな願望を書いても叶うハズも無いのも分かっていますがw

桜坂の適正

今までの巻を読んで感じたことですが、桜坂は物覚えや閃き力、論理性も凄いですが、常に室見というグーグルが横に居たからそのアイデアを実現出来ていた様に見えます。 今回の社内競合のプレゼンでそれが露呈された様に見えます。 桜坂はSE以外の道をブラ下げられていますが、僕は桜坂は完全に営業向きなんじゃないかと思います。 無理難題なアイデアを周りがフォローして、実現する様を何度も描写されているからです。

次号に続くの?

今回の巻で桜坂は社内を敵に回す禁じ手を繰り出します。 もうそれは会社の存続自体を揺るがすくらいの禁じ手に僕は思えます。 ただその甲斐もあって、一度は社内の競合相手に一度は負けかけたものの再度逆転の機会が与えられます。 この巻ではそこでストーリーは終わってしまうので、おそらく16巻に続くと思われます。

16巻では室見のドライバーどころじゃなくて、電動ドリルで穴を開けられそうですが、どういう話になるか楽しみです。