一回折れた人

人生設計失敗した人

前前前職では準委任契約だったよ

axia.co.jp

上記の記事を読んで反応してみる

僕の前前前職、新卒で入社した会社は参考の記事にある、人を派遣するだけで売り上げを得ているITではよくあるパターンの会社でした。 新卒なんだからもっとよく調べろよ、と当時の自分に言い聞かせたいですが、「IT=デジタルの物づくり屋さん」くらいフワっとしたイメージでした。 要は物づくりをしたいけど、手先は器用じゃないし、学部も工学部とかじゃない・・・でもITだったら素人でも入れるらしいぞ!くらいのイメージでした。 後、ITに進もうと思ったきっかけは在学中に起業しようとしている人の手伝いで、HTMLとCSSを触る機会があったので、そこまでプログラミングに抵抗がありませんでした。THE無知。

入社後すぐに都外のある地域に常駐

その会社は都内と都内近郊に事務所があり、都内勤務を希望していたものの都内近郊のある地域に常駐されることになりました。 この時点ではSESの業態には無知だったので、「そういう事もあるのかな。」「所属人数の割に事務所せまっwww」と感じていました。

そんな訳でめでたく常駐することになるのですが、最初に違和感を感じたのはGWの時でした。 5月はGWがあるので、客先の営業日が少なくなります。 すると何が起こるのかというと、準委任契約は納品義務はありませんが、その代わりに稼働時間が求められます。

所属していた会社と発注会社の契約内容によりますが、発注会社はGWの祝日のある週は平日も休みでした。 ところが僕の所属会社と発注会社間との契約ではその平日も稼働日としてカウントしていたようです。 するとどんな事が起きるかというと、通常は1日8時間勤務していれば、契約内容を満たすことが出来ますが、5月は2~3日分現場に出勤できない日があるので、その分を残業して満たす必要があるらしいのです。 オマケに新卒で有給なんて入社早々付与される会社じゃなかったので、GWの週の平日は所属会社の事務所で勉強会になりました。 この時点でGWの週の平日が3日だった場合、所属会社に勤務+常駐先での残業で48時間は残業することになります。 勿論残業代は出ませんでした。 会社からすれば通常勤務ですし、発注側から見れば普通に契約時間を満たしただけです。 まぁそもそも給料の中に見なし残業代が30時間近く含まれていたので、大幅な残業以外は所属会社は払う気はないのでしょうが。

まぁそんなこんなで違和感を覚えつつも常駐先の業務自体はルーチンワークみたいのが主でそこまで難しくありませんでした。 間違えれば発注元に数百万~数億の損害を出すような作業でしたが、さすがにそこはDBのトランザクションで間違っても、すぐに報告すればカバー出来るようになっていました。 そもそも間違わないように数値を注意深く凝視するというどっちが機械なのか分からないことをしていましたが・・・。

眠気との闘い

そんなルーチンワークの日々なので、慣れてくれば要領よくこなせるようになり、空き時間が出る日もありました。 しかし常駐先ではネットサーフィン禁止、資格の勉強も不可なので何度も同じ資料を読んだりとにかく何も得ることが無い時間といかに付き合って行くかが問題でした。 ついでにそこの常駐先では結構熱い時期になるまでネクタイ、ジャケット着用と謎ルールがありました。(これは所属企業だけのローカルルールだったかもしれません。現にポロシャツの人とか居たし) 暑くてやれる事もなく、とにかく契約時間内は現場に居ないといけない。良く考えたらTVドラマとかの追い出し部屋と同じかそれ以上のレベルですねw それでも一応7月に入る頃にはノータイで出勤してもOKだったと思います。普通の事ですが、まるでご褒美の様に嬉しかった覚えがあります。

有給なにそれ

入社して3カ月もすれば異常性に気づいていましたが、このご時世、新卒の会社を早期離脱したらダメ人間の烙印間違い無しだと思っていたので、身動きが取れない状態が続きました。(実際はそうでも無い気がしますが)

入社して半年ほどで有給が付与されましたが、これまたこの有給が違和感を爆発させる起爆剤になります。 普通は「有給=休んでもお賃金が貰えるスーパーラッキーday」、ここまでいかなくても病気やケガでやむを得ない事情があった時に執行する労働者の権利ですね。 ですが、所属会社と発注企業では労働時間で契約しているので、有給を使用するとその8時間分を現場で残業しなければいけない必要がありました。 突き詰めると所属していた会社では、有給は有給ではない何かなのです。 正直なところ、給料減らされてもいいから有給っぽい権利を執行したかったのですが、所属会社の信用がうんぬんでペーペーの僕にはどうしようもありませんでした。 結果的に有給を使えば常駐先での残業時間が増えて、残業代も貰えないというリスクしか無い権利でした。 もうこの頃になると、自分の言い分は通らない、言うだけ無駄という最悪なメンタルになっていました。 前前前職の会社の唯一言いところは資格試験の代金を負担してくれることでした。 実際この制度を利用して資格を複数取得している先輩も居ました(数カ月後に転職してしまいましたが)

準委任契約が悪い訳ではないと思いたい

前前前職以来、自社勤務ではない会社に所属したことが無いので、準委任契約について詳しくは分かりませんが、特殊な企業だったと思いたいです。 準委任契約は成果物の納品の義務が無いので、保守、管理などの業務では良い面もあると思います。

ですが僕みたいに有給がまともに機能しない企業も中にはあると思うので、自分がどんな契約で常駐しているかきちんと確認する必要はあると思います。 何か作ったら必ず保守する必要があると思うので、この制度自体が無くなることは無いと思いますが、少しでも日本のIT業界が良くなるように願います。